無数のウルメイワシが押し寄せる夜の漁港で、水面近くでぐねぐね泳ぐ、おどろおどろしい生き物を見つけた。
大きさは50cmほど。内蔵が透ける乳白色半透明の体に、
ピンク色の不気味なイボイボがついた複数の突起、見る者を不安に陥れる体に不釣り合いな大きな口。
巨大ウミウシのヤマトメリベだ。初めて見た。
近くに泳いで来た。
撮影せねば。
写りのよい角度に変えるためウミウシ嫌いながら勇気を出して手で触る。
きゃーー(心の叫び)
バタン(気持ち的に気絶)
じぉー(気持ち的に失禁)
・・・ 気を取り戻して撮影。どこからともなくサンショウのような香りが漂ってきた。
何だろうと思ったらウミウシを触った自分の手だった。
このウミウシ、香るようだ。
時間がなかったので翌日に観察しようと、容器で海水ごとすくって知人の船の生け間に放り込んでおいた。
翌朝、友人を誘って見に行く。友人はヤマトメリベがフンをひいているのを見つけ、そのフンを素手で取り上げた。
うおー、何ということを!!
そして鼻に持っていき「フンも柑橘系の臭いがする」と。
私も確認のため、気が進まないまま、ひも状の汚物のが垂れ下がる彼の手を嗅いでみた。
ん、ん!ほんとだ、彼には柑橘系に思えたようだが、サンショウのような香りがする。
ここで巨大な不安が頭をもたげる。
ウナギの蒲焼きを
食べる時、かかっているサンショウ粉の香りが、この気持ちの悪い生き物、さらにはそのフンを思い起こさせるのではないか。
今日の
写真ヤマトメリベ Melibe japonica体長50cmになる大型ウミウシ。
背にある大きな突起は刺激を与えると切れる。右の風船のように膨らんでいるのが口。
体には殻長3mmほどのカニが5個体寄生していた。
Optio WPi
追加画像
posted by uni2 at 09:31| 兵庫

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魚以外の海の生き物
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